GX100

GX100の基本性能

GX100は最大出力10mWの車載型特定小電力トランシーバーです。
最大200m程の通信距離で、専用の周波数(420MHz帯および440MHz帯)を与えられ、屋内外で安定した通信が可能です。通信距離が限定されているため工場内やクレーン車周辺、小規模倉庫など一定の範囲内でのスタッフ間のコミュニケーションツールとしての利用を推奨しています。
車載型のためイヤホンコードなどで動きが制限されることなくご利用いただけます。

▼GX100の特徴
GX100は3種類の運用形態が選べるオールモード車載形特定小電力トランシーバーなので多様な使用方法に適応します。

シンプレックスモード（トランシーバー機能）

通常のトランシーバーと同様に、双方交互に音声発信が可能なモードです。P1500をはじめとするシンプレックスの特定小電力トランシーバーと通信が可能です。

フルデュープレックスモード（同時通話機能）

フルデュープレックスモードは、電話で話す時のように相手の音声を受信しながら同時に発信できる同時通話が可能なモードです。
一度コールボタンを押すことで2者間のハンズフリーによる連続した通話が可能です。同時通話可能機種はGX100/P2010です。

リピーター/セミデュープレックスモード（中継通話機能）

GX100をリピーター（中継器）として、子機の電波を受信し中継することで、通信エリアを拡大することができます。
この際、利用可能な子機はGX100/P1500/B1500などの機種です。
リピーターモードのGX100にオプション品のスピーカーとマイクを接続すると、子機との通話も可能です。

▼VOX機能（シンプレックスモード時）
音声を自動で感知して送信状態にすることができるVOX機能を搭載しています。両手がふさがっている状態でも、ハンズフリーで通信できます。

▼MCA（マルチチャンネルアクセス）機能搭載
空きチャンネルを自動で検出するMCA方式を搭載しているため、空きチャンネルを探す手間を省くことができます。

ネクストギアーズがおすすめするGX100の用途

GX100は３種類の運用形態が選択できるため、使用するシチュエーションに合わせたモードで活用することができます。フルデュープレックスモードはクレーンの玉掛かけ作業や工場、建設現場などで使用されます。リピーターモードは増設などにより特定小電力トランシーバーの通信エリアを拡張したい場合におすすめです。
※GX100と接続可能な特定小電力トランシーバーは使用するモードによって異なるのでご注意ください。
シンプレックスモード：P1500
フルデュープレックスモード：GX100/P2010
リピーターモード：GX100/P1500/B1500