DK-PN02

ワイヤレスコール・ミニ（DK-PN02）の基本性能

DK-PN02は、予め録音したメッセージを特定小電力トランシーバーへ送信することができます。10秒以内の録音時間があるのでどんな呼び出しメッセージでも作成でき、利用用途や業種を選びません。

▼DK-PN02の特徴
設置台数に制限がないので、何台でも設置することができます。別の端末が呼び出している間は、チャンネルが空くまで待機するので呼び出せない心配がありません。
ショートアンテナタイプの特定小電力トランシーバーと同等のエリアで呼び出せます。中継器対応なので、呼び出し範囲を広げることもできます。そのため、複数フロアある店舗や病院、個室の介護施設でも使えます。本体の色もブラックとホワイトの2色あり、背景や雰囲気に違和感なくどこでも配置できます。持ち歩いて使う際は、本体後ろにストラップ通し穴があるので落下や紛失を防ぎます。

▼単4乾電池2本で高パフォーマンス
単4乾電池×2本で約10ヵ月稼働する持久性で、電池のランニングコストを低く抑えます。（1日10回の発報で換算）
電池が消耗している時に呼び出しボタンを押すと、呼び出しメッセージと共に「電池を交換してください」というメッセージが自動送信されます。事前に電池消耗をお知らせするので、運用中に電池切れで突然使えなくなる心配がありません。

▼ノイズ低減機能を搭載
本製品にはテールノイズキャンセラー機能が搭載されています。特定小電力トランシーバーにも本機能が搭載されている場合は、送信終了時の「ザッ」というノイズが低減されます。また、コンパンダー機能も搭載されているので、よりクリアな音声を特定小電力トランシーバーへお知らせすることができます。

▼設定内容のスキャンができるACSH（アクシュ）機能搭載
使用している設定済みトランシーバーから電波を受信し、チャンネルとグループ番号をスキャンして同じ設定を自動で行うACSH（Auto Connect Shake Hands）機能を搭載しています。
特定小電力トランシーバー単体同士の通信だけでなく、中継器を使った中継通話でも使える機能です。
自動設定が完了するとチャンネルとグループ番号を自動音声で読み上げるので、設定内容をきちんと確認することができます。

▼特定小電力トランシーバーとしての利用も可
本体正面右上にマイクがあり、本体底面にオプション品接続端子があります。底面に別売イヤホン（EME-58）を接続すれば簡易な特定小電力トランシーバーとして使うこともできます。

▼温度、振動を感知するセンサーを搭載
設定値を超える温度や振動を検知すると、自動メッセージを送信し特定小電力トランシーバーへお知らせします。（温度設定や振動感度の設定には専用アプリ APT Writer が必要です）

▼浸水、接点検知のお知らせ機能も搭載
別売の接点ケーブルEDS-33が必要な機能です。
接点ケーブル（EDS-33）を本体に接続すると、接点ケーブルの先端が浸水した時に自動メッセージを送信し特定小電力トランシーバーへお知らせします。
接点ケーブル（EDS-33）は接点センサーとしても使用可能です。接点ケーブルの先端は2本に分かれていて、互いに接触させると接点センサーが検知されメッセージを発報します。扉の開け閉め等、動きを検知したい様々な場面で活用できます。

▼専用アプリ APT Writer
専用アプリを用いることで、定型文を組み合わせたメッセージ作成や感知機能の設定をすることができます。
音声作成…定型文を最大3つまで自由に組み合わせてメッセージが作成できます。
温度感知の温度設定…温度は-10℃～60℃まで1℃ごとに設定可能で、温度の上昇または下降のどちらかで検知設定ができます。
振動感知の振動感度設定…振動は1～9の感度を選択可能です。
※専用アプリ APT Writer の使用には別売のパソコン接続用ケーブル(ERW-7)が必要です。

ネクストギアーズがおすすめするDK-PN02の用途

DK-PN02最大の魅力は、定型メッセージではなく録音メッセージを登録できる部分にあります。アパレルショップでの試着室、飲食店での店員呼び出しはもちろん、受付カウンターの呼び鈴にして人件費削減等、幅広い場面で使用することができます。
また、倉庫や工場などにおいても安全管理対策の一環としてご利用いただけます。
特定小電力トランシーバーと同じ10mwの出力なので、病院や介護施設でも、呼び出しベルとして利用できます。