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無線機

【デジタル簡易無線機】通信の秘匿性が気になるお客様へ

無線機(インカム・トランシーバー)での通信の秘匿性

無線機(インカム・トランシーバー)の使用を検討中のお客様の中には、通信が傍受されないかご不安な方もいらっしゃるかと思います。特に法人でのご利用の場合、業務連絡が漏洩しないかご不安もあろうかと思います。

弊社は主に全国の法人のお客様へレンタル無線機をご提供しているので、そのようなお問い合わせをよくいただきます。本コラムでは、そんなお悩みの解消にお役立ちする情報をお届けいたします。

【結論】デジタル簡易無線機を使えばほぼ問題なし

まず結論ですが、デジタル方式で通信を行う簡易無線機(免許局・登録局)を使用すれば、傍受される可能性はほぼ無くなります。一般企業の方が使用する無線機にはいくつかの種類がありますが、本コラムでは特殊な無線機を除き、一般的な以下の機種についてご説明いたします。

  • ・簡易業務用無線機
  • ・特定小電力トランシーバー
  • ・IP無線機

簡易業務用無線機の傍受のリスク

簡易業務用無線機には、通信方式がアナログ方式の免許局とデジタル方式の免許局と登録局の3種類の無線機が存在します。(2024年2月現在)

アナログ方式で通信を行う無線機の場合、周波数(チャンネル)が特定されてしまうと音声が傍受されてしまう可能性が高いものの、2024年12月1日以降は使用そのものが禁止されますので本コラムでは内容を省略いたします。

デジタル方式の免許局や登録局は、音声(アナログ)をデジタル信号(「0」と「1」)へ変換して送受信を行います。送受信する際に、任意のユーザーコード(000~511)と秘話コード(00001~32767)を設定することで周波数(チャンネル)が特定された場合でも、すべてのコードが一致しない限り音声として出力されることはありませんので、ほぼ傍受の心配はないと言えるでしょう。

ユーザーコードと秘話のイメージ

特定小電力トランシーバーの傍受のリスク

特定小電力トランシーバーは、免許や登録が不要で手軽に使用できる点が特徴ですが、周波数(チャンネル)が一致すると簡単に音声が傍受されてしまいます。プリセットされたグループ機能を使うことで傍受の心配を低減させることはできるものの、デジタル方式の簡易業務用無線機のように3桁×5桁のような膨大なパターンの組み合わせを任意で設定することはできないので、秘匿性を保つことは難しいと言えるでしょう。

IP無線機の傍受のリスク

IP無線機は、音声信号をVoIP(Voice over Internet Protocol)方式にてデジタル化し、携帯電話各社が提供しているIPネットワークを介して通信を行いますので傍受や混信のリスクは最も低いと言えます。

【2024年版】ネクストギアーズがお勧めする傍受に強い無線機

▶TCP-D561(KENWOOD)

TCP-D551はデジタル無線機の登録局に該当します。ネクストギアーズでは、チャンネル毎にユーザーコードを設定し、お客様の業種や用途に応じて秘話コードも設定した状態でご納品しております。

▶IP500H(ICOM)

IP500HはIP無線機に該当します。こちらもTCP-D561と同様にデジタル化された通信方式のため、傍受や混信の心配はほぼありません。ネクストギアーズでは、ご利用場所に合わせてIP501H(docomo)、IP502H(auとdocomoのデュアルSIM)もレンタル無線機としてラインアップしています。

まとめ

冒頭で書いた通りですが、デジタル化された通信方式の簡易業務用無線機かIP無線機を使用すれば傍受の心配はほぼ不要と言えます。

実際に使用を検討しているお客様は、ネクストギアーズへお問い合わせいただければ、無償のデモ機のお貸出しや最適な機種選定をサポートしておりますのでお気軽にお問い合わせください。


▶保有している無線機に追加レンタルができる?という方はこちらのコラムもご覧ください!

▶無線機のレンタルとリースの違いについて詳しくという方はこちらのコラムもご覧ください!

▶免許局と登録局について詳しくという方はこちらのコラムもご覧ください!

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